ドラのアトリエ

お気持ちをかきかきします

Liella!の物語、等身大の私について。

 

はじめに

今から1年前の2021年4月7日にLiella!のデビューシングルとなる「始まりは君の空」が発売されましたね。

今回は、この1年間を通してLiella!に対して感じた事やいったい何が僕の心を惹きつけたのかを忘備録的な形でまとめられたらなと思います。

 

What's School idol?

ラブライブ!スーパースター!!は今までのラブライブ!シリーズと比較すると、新しい試みが行われましたね。

メインキャストの一般公募や、5人グループとしての活動。メンバーみんなが1年生等、いろいろと新しい要素を取り入れたコンテンツとなっています。

 

もうひとつ大きな違いを上げるとしたら、「スクールアイドルを行う目的」でしょうか。

ラブライブ!の公式サイトをページを見るとそれぞれ以下のように記されています。

 

ラブライブ!

秋葉原と神田と神保町という3つの街のはざまにある伝統校、音ノ木坂学院は統廃合の危機に瀕していた。
学校の危機に、2年生の高坂穂乃果を中心とした9人の女子生徒が立ち上がる。
私たちの大好きな学校を守るために、私たちができること……。それは、アイドルになること!
アイドルになって学校を世に広く宣伝し、入学者を増やそう!
ここから、彼女たちの「みんなで叶える物語」スクールアイドルプロジェクトが始まった!

 

ラブライブ!サンシャイン!!

静岡県沼津市の海辺の町、内浦にある私立浦の星女学院

駿河湾のかたすみにある小さな高校で
2年生の高海千歌を中心とした9人の少女たちが、大きな夢を抱いて立ち上がる。

それは、キラキラと輝く“スクールアイドル”になること!

諦めなければきっと夢は叶う――。
いまはただ輝きを目指して、がむしゃらに駆け抜けていこう!
ここから彼女たちの「みんなで叶える物語」スクールアイドルプロジェクトが始まった!

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。

各分野で活躍する人材が全国から集まることで有名なこの学校に、
それぞれの夢や想いを抱いて集まってきた生徒たち。

「スクールアイドル同好会」に所属するメンバーも、1人1人が自分の夢を追いかけながらNo.1スクールアイドルを目指し、時にライバルとして、時に仲間として日々活動している。

 

ラブライブ!スーパースター!!

私立結ヶ丘女子高等学校、
表参道と原宿と青山という3つの街のはざまにある新設校に初めての入学生がやってきた。

歴史もない、先輩もいない、名前も全く知られていない、ないない尽くしの新設校で、
澁谷かのんを中心とした5人の少女たちは"スクールアイドル"と出会う。

私、やっぱり歌が好き! 歌でなにかを……叶えたい!!

まだ小さな星たちの、大きな想いが重なっていく――。

全てが真っ白で、無限の可能性を持つ彼女たちとの「みんなで叶える物語スクールアイドルプロジェクト」。
はばたけ!私たちのラブライブ!

 

この文章、各学校の特色が書かれており、たまに読むのが結構好きなんですが、、、

 

μ'sやAqoursは、スクールアイドルを通して廃合を阻止し、学校を守っていくというのをメインとして活動を行っています。

 

そして虹ヶ咲は、1人1人が自分の夢を追いかけながらNo.1スクールアイドルを目指して活動を行っています。

 

対して、Liella!は"活動目標"がまだ定まってないんです。

なにもないところから、自分の好きなこと/やりたいことを通して、"なにか"を叶えたい。

そんな物語になっています。

 

澁谷かのんは、歌う事が大好きで。

唐可可は、スクールアイドルが大好きで。

嵐千砂都は、やり抜くと決めたダンスで。

平安名すみれは、センターで輝くことに憧れて。

葉月恋は、結ヶ丘の未来を願って。

 

自分自身の夢という意味では、虹ヶ咲のテーマである1人1人が自分自身の夢を追いかける物語に近いものを感じますね。

グループで活動するか、個人で活動するか、ここが明確な違いになっているわけですが、、、

グループとして叶えたい目標が決まっていないんです。

 

TVアニメ1期12話では、勝ち負けには拘りを感じず歌で表現するだけで幸せだと言うかのんちゃんの姿が描かれていました。

"この時点"では、Liella!として叶えたい"なにか"にまだ気づいていないんだと思います。

 

そして、ラブライブ!東京大会で惜しくも東京代表の座を勝ち取れなかったLiella!。

 

ここで初めて「悔しい」という気持ちが生まれ、ラブライブ!スーパースター!!の物語が始まるわけです。

"結ヶ丘"の名前を背負って、『目指せ!ラブライブ!優勝!!』という目標に向かって。。。

ここが本当に熱い。これぞラブライブ!って感じですね。

 

μ'sの新田恵海さんは、「ラブライブ!は甲子園」とおっしゃっていましたが、改めてこの言葉に共感を覚えます。

"学校の名"を背負って、"学校の名"を刻むために、今しかないこの瞬間で優勝を目指して駆け抜けていく。

これぞ、スクールアイドルだと感じます。

 

ここでふと思うのが、Liella!は2年生で優勝するのか、3年生で優勝するのか、というお話ですが、たぶん3年生なのかな。。。

有終の美として、優勝という形で卒業したらめちゃくちゃ綺麗だなぁと思ったりしますが、同時に淋しさで胸が張り裂けそうになると思うので、あんまし考えないようにします。この時間がずっと続けばいいのにって思います。

 

等身大の私

ラブライブ!スーパースター!!のメインテーマとなっている「私を叶える物語」について。

改めて、この言葉を読むとLiella!らしいなぁと感じますね。

この場合の"私"って、Liella!の各メンバーはもちろんだし、キャストさん自身の事、そして我々ファンの事も指していると思います。

もとより、ラブライブ!シリーズは応援するファンも含めてみんなで夢を叶えよう!というのがテーマであるコンテンツだと考えていましたが、スーパースター!!は特にその色が強い気がします。

自分自身が胸に秘めた夢に気づき、ありのままの私を受け入れ叶えていく、そんな物語です。

 

Liella!の楽曲に思うこと

この1年でLiella!の楽曲がかなり増えましたが、振り返ると自分自身について歌ってる歌詞が多いなぁと感じました。

まさしく、"私"にスポットを当てた曲が多くて、言い換えれば隣で寄り添ってくれるかのような曲達って感じがしてます。

今までのラブライブ!シリーズの歌詞って、「僕ら」や「僕たち」等の1人称複数形の言葉が歌詞に多く含まれていたかと思います。

例えば、

 

答えなくていいんだわかるから 胸に描く場所は同じ 何度でも諦めずに 探すことが僕らの挑戦

- 僕らのLIVE 君とのLIFE / μ's

 

今みらい 変えてみたくなったよ!だって僕たちは まだ夢に気づいたばかり

- 君のこころは輝いてるかい? / Aqours

 

ワクワク叶える物語(ストーリー) どうなるかは僕ら次第

- TOKIMEKI Runners / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 

それに対して、Liella!の楽曲は「僕」や「私」とか1人称単数形の表現が多いかなぁと感じました。

 

始まりたいの夢 君へ伝えよう 聞いて 聞いて欲しくなったよ

- 始まりは君の空 / Liella!

 

ちっぽけな昨日までのじゃない 奏で始めたんだ 夢を

- 私のSymphony / Liella!

 

今夜伝えあおう とキミの声 いくつもの街こえて

- Shooting Voice!! / Liella!

 

きっと気づいてるよね? ほら君との鼓動がぴったり重なり響いた!

- ユニゾン / Liella!

 

この1人称の表現が多いことで、自分から自分へ向けて歌っているかのような感覚になります。

この表現こそが、Liella!の楽曲の魅力のひとつであり、"等身大の私"を表しているのかなぁと感じますね。

 

そんな中でも、特に好き歌詞が、

 

とっておきの私らしいフレーズを いつか見つけられるように 初めてでも挑戦しては 祈るの どうか届いて!

- 私のSymphony / Liella!

 

これです。この"私らしいフレーズ"と言う言葉がとても好きです。

"私らしいフレーズ"と言うのは、もちろん人それぞれ違うものだし、このフレーズを見つける事こそが、ラブライブ!スーパースター!!というコンテンツのひとつのテーマでもあると感じます。

この"私らしいフレーズ"が重なっていく事で、"私のSymphony"になっていくんですよね。

シンフォニー【symphony】
交響曲

2 いろいろの異なった要素がまじり合って、ある効果を生み出しているたとえ。

- デジタル大辞泉

 

そしてもうひとつ思ったことが、"キミ"という言葉も頻繁に歌詞に出てくるんですよね。

 

どんどん試そうよ 新しいことを と挑戦したいな たくさん!

- Dreaming Energy / Liella!

 

あぁ、ずっと待ってたって分かった とのスタート

- START!!True dreams / Liella!

 

迷っても目を閉じれば いつもまぶたの裏には が見えた

- GOING UP / Liella!

 

未来の色はまだ ぼやけて見えやしない ただひとつ分かるのは キミキミが 好きだ

- この街でいまキミと / Liella!

 

がいてくれるなら うまくいきそうな気するよ 夢見たあの場所まで駆け抜けよう

- Day1 / Liella!

 

にもきっと(僕にもきっと) 心にずっと(眠ってる) 世界を変えちゃう奇跡 巻き起こすパワー

- What a Wonderful Dream!! / Liella!

 

聴いていると、Liella!が手を差し伸べてくれるかのような情景が自然と目に浮かびます。

そして、この場合の"キミ”とは何なのかを深く考えるといろいろな解釈が出来そうです。

それは、Liella!なのか、この曲を聴いている僕自身なのか、"好きなもの"なのか、はたまた"自分自身の夢"そのものなのか、、、

様々な"キミ"がいて、おもしろいなぁと感じますね。

キミを"夢"と捉えて聴くと、また違った聴き方が出来、とても好きですね。

夢があるから頑張れる、夢がそばにいるから走りつづけられる。

そんな捉え方も出来ます。

 

"等身大の私"

やってみたい事や叶えたい夢があるけれど、どうにも一歩が踏み出せない。そんな時にそっと後押してくれるのがLiella!の音楽です。これがLiella!の事が好きな理由の一つなんだと思います。

 

この楽曲達は、将来の夢について考え始める学生さんはもちろんだし、一度は進路を決めたけどやっぱ他の事もしてみたいなぁという社会人にも響くかと思われます。

僕自身、次年度から社会人4年目に突入しますが、この楽曲達に背中を押され新しい事を始めてみました。

このブログもその一環で行っています!

 

すべてが真っ白で、無限の可能性を秘めている未来へ向けて、Liella!と一緒に駆け抜けていきたいです。

 

余談

上記では、"等身大の私"という表現をしましたが、別の言葉でいうと、"何気ない日常"を感じるなぁと思うことがあります。

日常の情景が浮かんでくる歌詞が多いと感じますし、その中でも"街"というワードが重要になっていると思いますので、いつかブログでまとめられたらなと思います。

街が奏でる音楽いいよね...

 

くだまき

フォロワーさんがLiella!デビュー1周年タグ企画を行うというツイートを拝見したので、このブログを書いてみました!

仕事でもなんでもそうですが、締め切りギリギリにならないと始めない人なので、前日に勢いで書いています。

文書の構想とかはいつも頭の中で練ってはいるんですよ!

 

この機会にと思い、Liella!の魅力や好きなところをダダっと書いては見たんですけど、2期や2nd LoveLive!を前に、ひとつの区切りとしてよい機会になったと感じます。

 

自分の想いを文章で残すというのは、後に見返したときに「あの時、あんな事を感じていたのかぁ」など当時の自分を振り返る材料になりますよね。

 

今週末には、ラブライブ!スーパースター!! Liella! 2nd LoveLive! ~What a Wonderful Dream!!~ 名古屋公演が控えています。

またあの夢のようなステージが見れるのかと思うと、今からドキドキが止まらん。。。

最近、名古屋に行ってばっかりな気がしますが、食べ物が美味しいのでヨシ!

手羽先とハイボール、そして麺屋はなびで優勝したいです。

遠征の醍醐味といったら、やはり地元の特産物を食べるのもひとつの魅力ではありまして、Starlinesでは各地方の美味しいものを食べる事が出来て、そういう面でもハッピーな旅でした。

Starlinesの話を始めると、書きたい事が無限に出てきますよね。。。

 

さらに、4/2からは虹ヶ咲2期が始まるのでそちらも楽しみですね~!

TVアニメでは栞子、ミア、ランジュがどういった経緯で加入してくるのか。。。

めちゃくちゃに気になりますね~!

スクスタ時空とは設定を変えてくるんでしょうかね

 

いろいろな学校のスクールアイドルが活躍し、まさにスクールアイドル時代と呼ぶにふさわしい、今この瞬間。

どの物語も自分なりに楽しんでいきたいです。

 

ここまで、お読みいただきありがとうございました!

少しでも共感して頂けたら嬉しいです。